「天気の子」を見たリアルな感想・レビューをご紹介!【新海誠監督】
映画はジャンル問わず大好きなちー兄(@tinidesigne) です!
ブログをはじめてから映画記事を一つも書いていなかったので、記念となる1記事目をご紹介します。
今回皆さんにご紹介したい作品は「天気の子」。
この作品は「君の名は」「言の葉の庭」「秒速5センチメートル」などを手がけた新海誠監督によるアニメ映画です。
「天気の子」は2018年12月に制作発表会見を終えて、2019年7月19日に映画公開されました。
わずか8ヶ月という作成期間にも関わらず、ここまでのクオリティに仕上げることができる深海監督の仕事の速さには正直驚きを隠せません。
映画上映が開始してからCMやニュースでも広い告知を行っていたので、一度は目にしたことがあるという方もいるかと思います。
それでは、私が実際に「天気の子」を見て感じた感想・レビューを正直な気持ちでご紹介していきます。
これから見てみようと考えている方はぜひ参考にしてください。
【天気の子】風景美が素晴らしい
新海誠監督の作品の特徴の一つが、風景の美しさです。
天気の子は、名前の通りテーマが「天気」なので作中では数々の天気の様子が表現されていました。
雨の天気には暗い印象、晴の天気には明るい印象とシチュエーションによって描かれる風景は見ている人を釘付けにされます。
天気以外にも、天気の子の舞台でもある新宿の建物も綺麗かつ忠実に再現されています。
雨に濡れた建物のガラスや電車の動き、人通りの騒がしさは実写かと間違ってしまうほどのリアルさでした。
風景の美しさのほかに登場人物一人一人の感情や動き、髪の輝きなどもとても素晴らしかったです。
表情は嬉しいのか、悲しいのか素直なキャラの気持ちが忠実に伝わってくる姿に思わず共感してしまいます。
まるで、自分も同じ空間にいるかのような錯覚を生み出す映像美は目を離さずにはいられません。
この風景やキャラクターに注目して映画を見るだけでも作品を十分に楽しむことができます。
【天気の子】ストーリーや展開について
ストーリーについて詳しくお話するとネタバレとなってしまうので、簡単なあらすじと感想をご紹介させていただきます。
天気の子は、前作である「君の名は」と同じくファンタジー物語です。
離島から東京に家出をした主人公「帆高」。
天気を操ることができる少女「陽奈」。
2人は偶然出会い、帆高は陽奈が天気を晴れにすることができる「晴れ女」だと知ります。
ですが、天気を操作できる陽奈には逃れられぬ運命があったのです…。
上記に貼っている天気の子の予告編で陽奈は映画に関わる重要なキーワードを言っています。
「私たちは、世界のかたちを決定的に変えてしまったんだ」
この意味は本編で知っていただきたいですが、要約して説明すると2人の都合で世界を変化させてしまったということです。
私は「ファンタジー映画だからこんな展開もあり」と理解しましたが、冷静に判断してみるとなかなか想定外の事態だなと思いました。(笑)
でもそれは現実的な大人の意見であって、帆高と陽奈のような子供の目線で映画を見てみると全く違った見え方がするのではないかと感じました。
【天気の子】BGMや挿入歌に感情を動かされる
天気の子では、背景やキャラクターだけでなく音楽にもこだわりがありました。
前作「君の名は」で名曲の数々を披露してくれたアーティストRADWIMPSが今作品にも大きく関わっています。
天気の子の主題歌でもある「愛にできることはまだあるかい」や挿入歌「ありがとう」などシーンにあった曲を映画のなかで演奏されています。
シーンによっては、主題歌の音楽をピアノバージョンにして悲しさや楽しさを表現したりと身を震わす感動を与えてくれました。
どこにも行ってほしくない、ずっと一緒にいてほしい。
こんな思いが曲から伝わってきました。
これからも新海監督とRADWIMPSの繋がりは続き、次回作でも新曲を披露してくれることでしょう。
【天気の子】まとめ
いかがだったでしょうか。
私が「天気の子」を見た感想は、結果として良かったです。
大人になった今だからこそ、忘れていた何かを気づかせてくれた大切な作品だったことは間違いありません。
大人になると選択の連続です。
それが正しいか間違っているかなんて自分にも分かりません。
でも運命は自分で選択することができる。
そんな大事なことを教えてくれました。
この記事を見て気になった方はぜひご覧ください。